町長の日記
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2021年02月02日(火)
予算と人事
毎年2月は現年度事業の進捗状況を確認しながら、新年度に向けて様々な準備に追われる時期に当たります。その多くは予算と人事です。予算編成については、本町の場合、各課から要求された予算案を12月中旬に取りまとめ、1月に町長・財政担当が査定を行い、2月に確定し、3月の定例町議会に提案することになりますが、この場合、事業内容の検討・協議や優先順位、必要経費の精査、財源の確保が必須要件になります。
今年度のように新型コロナウイルス対策や今後取り組んでいくワクチン接種に係わる予算措置等については当初予算では想定できなかったため、補正予算で対応しています。
また、人事異動については職員の退職や新規採用をはじめ各課の業務状況の変化等を把握するとともに、職員の経験や実績、力量や将来性を想定しつつヒアリング等を実施していますが、人事に万全ということはありません。それぞれ得手・不得手の分野があり、奮起を促していますが、うまく伝わっているか不安な面もあります。
まちづくり・ひとづくりに欠かせないのは、プラン(計画)とロマン(夢)だと思います。職員のひとりひとりが様々な機会を通して、町民の皆様と一緒に夢の実現に向けて懸命に努力する姿には清々しさを感じます。
町の将来を見据えて、人事異動の効果に期待するところ大きなものがありますが、現実の問題としては悩ましいことが多く、忸怩たる思いをすることもしばしばです。
桂川町長 井上 利一
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