町長の日記
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2021年03月02日(火)
桂川駅と町制80周年
王塚古墳をイメージした連続三角文様の駅舎、見晴らしの良い自由通路、安全性を重視したエレベーター。予てから福岡都市圏との玄関口として注目されているJR桂川駅の新施設が完成の時を迎えようとしています。桂川町が将来に向かって発展するために欠かせない重要な公共交通施設です。本来なら、盛大でにぎやかな落成式を開催したいところですが、コロナウイルスの感染予防のため叶いません。よって、3月21日には、ささやかながらの開通式を行う計画です。
自由通路の開通により駅南側からの利用ができるようになり、国道200号との接続効果が発揮されます。さらに、県事業で取り組んでいただいている国道200号から町役場につながる都市計画道路整備事業も着実に進んでいるところです。桂川駅が町づくりのランドマークとして愛され、周辺地域の活性化や利用者の増加を期待するところですが、コロナに水を差されたような感があります。しかしながら、長い目で見れば、その成果は大きなものがあると確信しています。
桂川村から町になって80周年を迎え、課題はたくさんありますが、駅施設等の整備は町づくりの新たなスタートであり、大きな転換期にあたると考えています。日々刻々と変化進展する社会情勢にあって、町の鼓動は住む人のくらしであり、希望であり、安らぎであると思います。新たなふるさとづくりを求める人たちの期待に応え得る町でありたいと心から願う次第です。
桂川町長 井上 利一
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