埋蔵文化財（遺跡）の所在する土地での開発（土取り・各種の工事等）を行う際は文化財保護法により発掘調査が必要です。工事の途中で埋蔵文化財が発見されますと、中断等の問題が発生し重大な損失が、発生することとなります。このため開発をされる個人及び事業者は、計画段階での事前打ち合わせをお願いします。

※埋蔵文化財とは

埋蔵文化財とは土地に埋蔵されている文化財をいいます。具体的には、貝塚・古墳・住居跡・城跡などの遺跡と、それらの遺跡に埋蔵されている土器・石器・鉄器・木器などの遺物をさしています。

　埋蔵文化財は大昔から人類が意識的に、また無意識に大地に残してきた歴史資料で、わたしたちの歴史を探るための貴重な文化遺産といえます。桂川町にも数知れないほどたくさんの遺跡が残っています。毎日耕している裏の畑が弥生時代の大きな集落の跡だったり、思いもかけない貴重な遺跡が現在のわたしたちをとりまいているのです。これらの遺跡は、一度壊すと元に戻すことはできませんから、そのままの状態で保存することが最も望ましいのです。しかし、宅地造成や道路建設などの地域開発によってどうしても保存することができない場合は発掘調査をしなければなりません。

　埋蔵文化財はわたしたちの郷土の歴史・日本の歴史を正しく教えてくれます。

市民一人ひとりが埋蔵文化財について関心を深め、みんなで郷土の歴史と文化を守っていきましょう。

問合せ先（埋蔵文化財照会票を提出して下さい→ダウンロードできます。）
桂川町教育委員会　文化財振興係
王塚装飾古墳館内
〒820-0603　福岡県嘉穂郡桂川町寿命376番地
TEL　0948−65−2900　　FAX　0948−65−3313

資料等準備しております。お気軽においで下さい。