町長の日記
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後期高齢
昭和24年7月5日生まれの私は、今年、満75歳になりました。75歳になると医療保険証が変ったり、家族の扶養ができる立場から外されたり、運転免許証の更新に制限が設けられたり・・。制度の適用が自分事になったことを改めて自覚しています。と同時に、これまでの健康に感謝する気持ちと、これから先に対する不安が混在していることは否めません。後期高齢者医療制度が施行された頃、様々な議論がありました。中でも、「後期高齢者」というネーミングが批判されたことを記憶しています。あれから15年ほどが経過し、制度的には定着したようですが、若い人たちの関心は低いように思われます。
私たちの世代は「団塊の世代」と呼ばれ、何かにつけて注目されてきました。そして『2024年問題』の対象としてクローズアップされ、まさに日本社会はその渦中にあります。
人にはそれぞれの生き方があります。同世代の人たちとの会話では、家族特に孫のことや病気・病院のこと、あるいは年金のことが中心になりますが、まずは自身の健康管理が大切であることは間違いありません。「生涯現役」を自認される方も、趣味を持ち仲間づくりを大切にされていることと思います。
『75歳、今も旬』、毎日が新しい。そうありたいと切に願うこの頃です。
桂川町長 井上 利一
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