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装飾と文様
     
  わが国で最多の色数  
     
   王塚古墳の壁画は、前室の両側壁以外、つまり室内のほぼ全面にわたって描かれています。技法上の特色として、赤・黄・緑・黒・白・灰と、わが国では最多の色数を駆使している点があげられます。また、絵の具には主として粘土が使用されたと見られ、かなり厚く塗られています。  
     
  王塚古墳の文様  
     
  騎馬像   【騎馬像】

 黒馬と赤馬があり五頭描かれています。
 馬の体には面繋(おもがい)、手綱(たづな)、尻繋(しりがい)そして鞍(くら)の装着も見られるほか、手綱に飾金具が描かれるなど細かいところまで表現されています。
 
   
 
同心円文 【同心円文】

前室と灯明台石に描かれていますが、「王塚古墳」では、約10センチ程度の小型のものです。
  三角文 【三角文】

もっとも多く描かれている文様です。特に石屋形の周辺には集中して描かれています。
 
   
 
珠文 【珠文】

星を表しているといわれ、泥粘土状の顔料を押し付けたようにして描かれています。
  双脚輪状文 【双脚輪状文】

意味は不明ですが、貴人にかざすさしばや、南海産のスイジガイをかたどったものであるとの説があります。
 
   
 
わらび手文 【わらび手文】

一種のまじないの図文と考えられます。
 わらび手文をもつ古墳は「王塚古墳」ほか、計7基のみしかありません。
  靫 【靫(ゆぎ)】

矢を入れて背負うもので、上部には弓が描かれています。
 
     
 
太刀 【大刀】

太い鞘(さや)をもち、柄には手を護る帯がつく。
  盾 【盾】

盾の形は上下に開き、下は水平で上は円頭形をしています。
 
     
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