福岡県には、古墳時代に属する 60 数基の装飾古墳があり、それは全国に分布する装飾古墳の約1割にあたります。
装飾古墳は、その表現された絵画等から古墳時代人の葬送儀礼や死生観などを知るうえで貴重な資料となるものであり、将来にわたって保存していく必要があります。
しかしながら県内における装飾古墳の現状およびその保存と活用の取り組みなどはさまざまであり、それらの実態把握についてもまだ十分とは言い難いのが実情です。
そこで、福岡県内の装飾古墳を有する市町村等が連携を図るとともに、装飾古墳に関する調査・研究や保存・整備・活用等の情報の収集・発信などを目的として標記協議会を組織することとした次第です。
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